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海を身近に感じるグループ向けリゾート型ワーケーションを楽しもう

宿泊施設

2022.5.13

フィオーレ志摩

海を身近に感じるグループ向けリゾート型ワーケーションを楽しもう

コテージタイプの宿泊施設「フィオーレ志摩」を中心に、海女小屋で食べる魚介、サンセットクルーズ、展望台から見る英虞湾(あごわん)の景色を楽しみながら仕事をしました。今回は1人で宿泊しましたがコテージタイプの施設なので、複数人で泊まった方が宿代がお得になります。グループでのワーケーションにオススメ!

オススメポイント

●海女さんとお話しながら食べる絶品魚介コースで新たな発見を得る。

●グループにオススメ。お得なコテージタイプの施設で楽しく仕事ができる。

●サンセットクルーズや展望台から一望できる英虞湾など素晴らしい景色をみて考えを整理する。

海女さんが対面で調理してくれる海女小屋での特別な昼食

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こんにちは。川北です。本日は三重県の志摩市へワーケーションにやってきました。今回は、離れた地点を移動するので車で行動します。
ホテルへチェックインする前にまずは昼食をいただきたいと思います。
やってきたのはこちら。

海女小屋体験施設さとうみ庵

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上の写真は、受付で、施設内に海女小屋を再現したスペースや観光資料があります。

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さとうみ庵は、一般社団法人 志摩市観光協会が運営している施設です。
近隣宿泊施設と連携しながらワーケーションで来た方の受け入れをされています。
さとうみ庵には観光協会の方がいらっしゃるので、志摩市の観光の知識がゼロで来てもいろいろ教えていただけて安心ですね。

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先ほどの建物の前にあるのが、こちらの海女小屋型の食事スペースです。
ここで海女さんが対面で食材を焼いて提供するということで、ワクワクが止まりませんね。
いざ、小屋の中へ。

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中はこのように、お客さん1組につき1人の海女さんが対応する形になっています。

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本日、私の担当をしていただけるのは、海女歴23年、さとうみ庵歴5年の三輪子さん。
(マスクは撮影の時だけ外していただきました)
私の拙い質問に嫌な顔一つせずに答えていただいた明るく楽しい女性です。

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もともと三輪子さんは真珠養殖のお仕事に就いていたのですが、事業の縮小に伴い海女に転身されました。
海女は体力のいる仕事で、だいたい朝の9時〜10時の1時間程度もぐって、午後からは体を休めるそうです。昔は200人いた海女もいまは30人程度まで減少。平均年齢は65歳とのことです。

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上の写真は、3人前(伊勢海老あり)となります。実は、これ、私の注文したものではなくて、お隣の親切なグループの方に撮らせていただきました。

このような人と人の触れ合いも普段のオフィスでは起こらないので、ワーケーションならではの良さですね。

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いか。マヨネーズをつけて。これは絶対美味しいやつですね。
焼いていただいた食材は、ひおうぎ貝、いか、サザエ、カマスの干物(季節によって魚は変わります)、サメのタレでした。
サメのタレは、サメの肉を味付けして天日干ししたもので、伊勢志摩地域でよく食べられています。おめでたい時などにも食べるそうです。

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魚介の焼き物だけでなく、あおさの味噌汁、ひじきごはんもありました。

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海女さんと対面で話をしながら新鮮な魚介を炭火焼で食べられるのは、ここだけです。三輪子さん曰く「海女の仕事がないときは、さとうみ庵で仕事できるので本当に助かっている」とのこと。ぜひ、さとうみ庵を目指して志摩に行ってみてください。

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お腹いっぱいになったので、さとうみ庵を後にして、海を見ながら宿泊先の「フィオーレ志摩」に向かいます。

コテージ型施設でリゾート気分

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さとうみ庵から車で25分。カーナビに、車が対向できそうにない、そこそこ細い道に案内され、本当にこんなところに宿泊施設があるのか?と不安になりながら木々の中を走ると…。

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いきなり視界がパッと広がり、フィオーレ志摩の看板が現れました。

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こちらがリゾート型宿泊施設「フィオーレ志摩」です。この日は天気がとても良かったので、すごく映えますね。フィオーレ志摩には敷地内に16棟のコテージがあります。

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建物に入ると暖炉があります。そしていつ取材にいったかわかってしまうクリスマスツリー。
暖炉は薪をくべて燃やす本格的なもので、椅子に座りながらぼーっと火を見つめているだけで心が癒されます。建物に入った時はちょうど火が消えていたんですが、私がまじまじと暖炉を見ていると、優しい小椋副支配人と原田副支配人がつけてくださいました。

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紅茶や日本茶、バスソルト、整髪料など男性も女性も嬉しい、とても充実したアメニティ。
こういう気遣いは嬉しいですしテンションが上がりますね。

歩くだけでも楽しい敷地内。あちこちから家族や友達同士の楽しそうな声が聞こえてきます。その声がより一層、楽しい気分を盛り上げてくれます。

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本日宿泊するコテージはこちらになります。目の前に駐車場があるのもいいですね。

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コテージの中はこのようになっています。きれいに日が差し込み、あたたかな空間が広がっています。

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コテージにはキッチンがあり、食器、調理器具も用意されています。コテージ料金は1棟単位なので、複数人で泊まると1人当たりの金額が安くなります。グループでの3泊4日や長期滞在にオススメです。川村支配人のお話だと、創作活動をされる方がひとりで泊まることもあるそうです。

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ベランダにはバーベキュースペースがあります。

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私が泊まったコテージだと4人まで宿泊することができます。プライベートヴィラというタイプのコテージだと、寝室が2部屋に分かれているので、男女で宿泊することもできます。

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次の予定まで時間があるので、メールチェックや簡単な資料の作成をします。全コテージにWi-Fi、延長コード、スマホの充電器があります。またローテーブルとソファ、ダイニングテーブルと椅子など好きな組み合わせで仕事ができます。

サンセットクルーズで気持ちと頭をリフレッシュ

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仕事を切り上げ、フィオーレ志摩から車で10分程の「Entrada賢島」に向かいます。なんと、ここではサンセットクルーズが楽しめます。お気づきかとは思いますが、取材に行った日は12月です。12月の夕方の海上。寒くないはずがありません。しかし、寒い日の方がきれいな夕日が見られるのではないかと思い、覚悟を決めて乗船することにしました。

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サンセットクルーズ出発です。船長さんの軽快なトークを聞きながら20分程船が走ります。観光としてのお話もおもしろかったのですが、「ここだけの話」がとてもおもしろかったので、ぜひ船長さんのお話を聞きにサンセットクルーズに乗船してください。
さて、果たして夕日はきれいに見えたのでしょうか。

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こちらです!バンッ!
とてもきれいに見えました!
船長さんが言うには、これほどハッキリきれいに見えることは年に数える程しかないそうです。私の古いiPhoneで撮影してもクッキリ写っています。肉眼ではさらに美しく見えました。

一緒に乗ったお客さんに許可をいただき後ろから撮影させていただきました。
ぜひみなさまも自分の目で美しい夕日を見に行ってください。

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サンセットクルーズの後は、ホテルに戻りました。
写真は、いろいろとご対応いただいた、小椋直紀副支配人(写真左)、川村直希支配人(写真中央)、原田伊津美副支配人(写真右)です。
今回の「さとうみ庵」「Entrada賢島」の予約や支払いを、すべてフィオーレ志摩でしていただきました。

私が予約時に昼食やアクティビティの相談をしたところ、フィオーレ志摩からいくつか候補を提案していただきました。私は、その中で行きたいところを選択し、指示された時間に現地に行くだけ。かかった費用はすべてチェックアウト時にフィオーレ志摩にお支払いするというシステムでした。お陰で、ストレスなく食事やアクティビティを楽しむことができました。


コテージに戻ってきたあとは、夕食まで少し時間があったので簡単な作業をしました。

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夕食はこちら。バーベキューセットです。エビ、イカ、貝、牛肉、豚肉、鶏肉、野菜など盛りだくさん。
左の三角の銀紙はおにぎりです。
バーベキューセットは自分で本部コテージまで取りに行くのですが、その道中、他のコテージから屋外バーベキューを楽しむ声が聞こえてきました。なので、私も負けじと屋外バーベキューをすることにしました。

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寒空の中の屋外バーベキューです。しかもこの日は双子座流星群が見える日でした。コテージの周りは明かりが少なく、星がきれいに見えるため、頑張って一人でバーベキューをしてみましたが、寒さに負けました。
就寝前にコテージを少し出て夜空を見上げるといくつかの流れ星を見ることができました。

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朝は本部コテージの中にあるカフェで朝食を食べます。その後、コテージに戻り紅茶を飲みながら少し仕事をしました。

フィオーレ志摩を後にします。帰り道に行きたいところがあるので最後にそこへ立ち寄ることにしました。

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フィオーレ志摩から車で17分程走り「横山展望台」に到着しました。ここからは、リアス式海岸で有名な英虞湾(あごわん)を一望できます。

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展望台にはこのようなテラスがあります。

テラスから様々な島や半島が美しく織りなす英虞湾を眺めながら、ゆっくりした時間を堪能し、頭の中を整理します。また、散策できる道もあるので体を動かすこともでき、心身ともにリフレッシュを図ります。

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展望台には、「横山天空カフェテラス」があり、地元食材を使った美味しいフード&ドリンクをいただくことができます。私も森林の中を歩いてお腹が空いたので何か食べることにしました。

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注文したのはこちら。「天空トロピカルソーダ」と「横山天空サンド」です。天空トロピカルソーダは、マンゴーやパイナップル、ナタデココが入っており甘酸っぱくて爽やかでした。「横山天空サンド」は、あおさを食べて育った「志摩あおさ豚」をあおさのコッペパンにはさんで照り焼きソースとマヨネーズをかけたサンドパンで、本当にここだけでしか食べられないと思います。どちらもとても美味しかったので、ぜひ多くの方に食べて欲しいと思いました。

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横山天空カフェテラス ミラドール志摩の森﨑実さんと山本実紀さんにお話を聞きました。(写真は山本実紀さん。撮影の時だけマスクを外していただきました)

前述した通り、できる限りメニューには地元食材が使われています。
そして、店内にはBGM、冷暖房、電灯が一切なく、自然の音や暖かさ、光(明るさ)を楽しんでいただき、自然の中で非日常を味わっていただきたいという思いが込められていました。
また、環境に配慮してストローは紙や木のものが使われていて、マドラーやスプーンなどプラスチック製の廃棄物がでるものはお客様にお渡ししていないということでした。

環境や自然に対してとてもステキなこだわりがあるカフェテラスでした。

お話を聞いたあと、しっかりと自然を堪能し、日々の喧騒を忘れ、ゆっくりした時間を過ごしました。

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そして横山展望台を後にし、帰路につきました。

今回は、多忙な日常から離れ、非日常の中で「何も考えない時間」をたくさん取ることができました。それにより、新たな発見を得て、なおかつ心も体もリフレッシュできました。時間に追われてゆっくり物事を考える時間のない方にリゾート型ワーケーションはおすすめです。

過ごし方の一例

<1日目>

12:00 「海女小屋体験施設さとうみ庵」で昼食
14:00 「フィオーレ志摩」に到着。コテージにてメールチェック等の仕事。
15:30 「英虞湾 海上タクシー&クルーズ Entrada賢島」にてサンセットクルーズ
18:00 「フィオーレ志摩」に戻って簡単な事務作業等の仕事
19:00 夕食
20:30 入浴
21:30 書類作成などの仕事
23:30 就寝

<2日目>
6:50 起床
7:20  朝食
8:00 書類作成等の仕事
10:00 チェックアウト。
10:30 「横山展望台」に到着。景色をみたり山の中を散歩したりする。
12:00 「横山天空カフェテラス」にて昼食
13:30 ワーケーション終了

施設の紹介

海女小屋体験施設さとうみ庵
〒517-0704 三重県志摩市志摩町越賀2279

海女小屋体験施設さとうみ庵

フィオーレ志摩
〒517-0502 三重県志摩市阿児町阿児町神明1916−6

フィオーレ志摩

英虞湾 海上タクシー&クルーズ Entrada賢島
〒517-0502 三重県志摩市阿児町神明752−21

英虞湾 海上タクシー&クルーズ Entrada賢島

横山展望台
〒517-0501 三重県志摩市阿児町鵜方875−20

ライター情報

川北 輝

1979年生まれ。42歳。ワーケーション初心者です。好きな食べ物は、カレー、麺類、辛いもの、甘いもの、納豆。苦手な食べ物は、サバ(アレルギー)。趣味は、ボードゲーム です。よろしくお願いいたします。